うちごしブログ

No.29

【空き家問題】移住を阻む「未登記」の壁を乗り越える!


先日、行政書士の無料相談会で、同僚から驚きの話を聞きました。田舎に増える空き家の中には、そもそも表示登記がされていない住宅がたまにあるというのです。

これは、所有者が代替わりなどで把握できていても、不動産の物理的な情報(所在、地積、種類など)が公に記録されていない状態です。

魅力的な移住先として興味を持った方がいても、未登記のままでは売買や贈与といった所有権の移転が非常に困難になります。

このような場合、土地家屋調査士の調査から始め、登記手続きを進める必要があり、完了までに1年、あるいはそれ以上の時間がかかってしまうこともあります。せっかくの空き家活用地方移住のチャンスを逃さないためにも、専門家(行政書士や土地家屋調査士、司法書士)の力を借りて、一軒ずつ地道に登記問題を解決していくことが、スムーズな空き家活用と地方活性化への重要な一歩となります。時間がかかる、面倒だ、とあきらめる前にぜひお近くの行政書士に相談してくださいね。

#空き家 
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