うちごしブログ

No.27

建設業の事業承継は計画的に!


建設業の事業承継を考えている経営者の皆さまへ。 まだまだ先と思っていても、その日は突然やってくるかもしれません。でも、建設業の基本となる「建設業許可」は、事業承継で自動的に引き継がれるものではないことに、十分な注意が必要です。

建設業の法律では、許可を続けるために大事なルールとして、「経営業務の管理責任者(常勤役員など)」と「専任技術者」を置くことを決めています。事業承継のあとの新しい会社でも、これらのルールをずっと守り続けないと、許可をなくしてしまうという大きな問題になる可能性があります。

特に、後継者や新しい役員が、許可を受ける仕事について、決められた年数以上の経営の経験があるか、また、営業所ごとにいる専任技術者が、必要な資格や実務の経験といったルールを満たしているかの確認は非常に重要です。これらの「人」に関するルールを満たさないと、許可の承継が認められず、新しく許可を取り直すことになり、仕事ができない期間が生まれるおそれがあります。

事業承継は、お金や物を引き継ぐだけでなく、建設業の法律上の厳しいルールをクリアする手続きが必要です。スムーズで確実に許可を続けることを目指すなら、建設業許可専門の行政書士に相談してください。難しいルールの確認から、必要な書類の作成、役所への申請まで、スムーズな事業承継を専門家がしっかり助けます。未来の建設の仕事の土台をしっかりさせるため、ぜひ専門家にご相談ください。
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